昨日は帰ってくる道すがら、
「初めてお掃除できたよ。教室の!3人いてね、どうやるのか教えてくれたの。」
と嬉しそうに話す。

日記にもそのことを書いていた。
宿題の算数のプリントを私と一緒に息切れしながらなんとか終わらせ、漢字は途中でギブアップ。

予告がいまだ苦手な海の時間割は私がやっている。

寝る前、心配なことが2つある。と。

一つは、「学校に行ったら楽しいし、帰ってきても楽しいんだけど、朝になると元気が出ない。」

たしかに…。

たぶん、食が細いから、エネルギーを溜め込めなくて、朝エネルギーがなくなってるのかもしれないねぇ。
と話す。



2つ目は、たぶん1つ目を話しているうちに忘れてしまったよう。



朝、珍しく泣かずに降りてくる。
洋のYouTubeをのぞき込んでいるが、気分が悪そう。

なので、キウイを渡す。食べて10分くらいすると、ご飯を食べる元気が少し出てくるみたい。
昨日は、牛乳を寝床で。その前は、おにぎりを寝床で。
今日は、リビングで食べると少し進歩(?)。

ご飯食べて洋が出かける前までは調子よく、「来週からバスで行く!」という。


でも、洋を送って帰ってくると…

どんより…。


泣きそうになりながらランドセルをもって玄関に来る。

なんとか車に乗り込んでも、気持ちは落ちたままらしい。
音楽を口ずさんで気持ちをあげようと試みていたようだがいまいちらしい。
どうにも1,2時間目の体力テストがどうたら…朝言えるかな…どうしたらいいのかな。。。
無限ループに突入。



学校に到着。


降りられない。
しばらく、押したり引いたりして説得を試みるも、シクシクと泣いて降りられない。


なので
「じゃあ、お母さんは先に行くね」
と言って車から降りて保健室へ。

保健室の先生はちょうど行こうかどうしようかと思っていたらしく、先生とバトンタッチ。
先生が車の方へ向かおうとする時に、自分から降りてきた。


先生の後をついて玄関に向かう海の横顔に、「何か心配なことがあったら先生に話すんだよ」と声を掛けると、イラッとしたように一回地団太を踏む。

「いってらっしゃい」

そして、サラッと車に乗って別れた。


まだまだ波があるよね。
不安も時にザザ~っと襲ってくるよね。
大丈夫だとわかっていても割り切れない時もあるよね。


でも、いら立ちを母にぶつけてくれるようになった。
楽しいことも報告してくれるようになった。

半歩でも前に進んでる。


きっと揺れている気持ちを支えてくれるのは母の言葉じゃない。海がかかわる外の世界のヒトなんだ。

母は待つのみ。
そして諦めずに粘るのみ。


そんな修行の心境の今日。